アレルギー性鼻炎とは
アレルギー性鼻炎とは、花粉やハウスダストなどのアレルゲン(原因物質)を吸い込むことで、鼻の粘膜に炎症が起こるアレルギー疾患です。
主なアレルゲンには次のようなものがあります。
- スギやヒノキなどの樹木花粉
- イネ科やキク科などの草花粉
- ダニ・ハウスダスト
- ペットの毛
- カビ など
アレルギー性鼻炎には次の2つのタイプがあります。
季節性アレルギー性鼻炎(花粉症)
特定の季節に症状が出るタイプで、スギやヒノキなどの花粉が原因となります。
通年性アレルギー性鼻炎
ダニやハウスダストなどが原因となり、季節に関係なく一年中症状が続くタイプです。
また、大気汚染、タバコの煙、乾燥した空気、ストレス、睡眠不足などの環境要因や生活習慣も発症に関与するといわれています。
アレルギー性鼻炎の主な症状
アレルギー性鼻炎では、次の3つの症状が代表的です。
- くしゃみ
- 鼻水
- 鼻づまり
鼻水は無色でサラサラとした水のような鼻水が特徴です。
症状が続くと
- 鼻をかみすぎて鼻の粘膜を傷つける
- 鼻づまりによる睡眠の質の低下
- 集中力の低下
など、日常生活に影響が出ることもあります。
また、鼻の症状だけでなく
- 目のかゆみ
- 耳やのどのかゆみ
- 頭が重い感じ
などの症状が現れる場合もあります。
アレルギー性鼻炎の検査・診断
診断では、症状や鼻の状態を確認しながら検査を行います。
鼻腔内検査
鼻の中を観察し、鼻水の状態や粘膜の腫れなどを確認します。
アレルギー性鼻炎では、鼻の粘膜が腫れ、透明な鼻水が多く見られることが特徴です。
血液検査(アレルギー検査)
血液検査では、どのアレルゲンに反応しているかを調べることができます。
当院ではView39(ビュー39)という検査を行っており、1回の採血で39種類のアレルゲンを調べることが可能です。
- スギ
- ダニ
- ハウスダスト
- イヌ・ネコ
- 各種花粉 など
幅広いアレルゲンを確認することができます。
アレルギー性鼻炎の治療
薬物療法
アレルギー性鼻炎の治療では、症状を抑えるための薬物療法が基本となります。
主な治療
- 抗ヒスタミン薬
- 抗ロイコトリエン薬
- ステロイド点鼻薬
などを使用し、症状をコントロールします。
症状や体質に合わせてお薬を調整し、日常生活に支障が出ないよう治療を行います。
舌下免疫療法
舌下免疫療法は、アレルギーの体質改善を目指す治療法です。
少量のアレルゲンを毎日体に取り込むことで、アレルギー反応を起こしにくい体質に変えていく治療です。
主に
- スギ花粉症
- ダニアレルギー
に対して行われます。
舌下免疫療法については別ページで詳しくご紹介しています。
下鼻甲介粘膜焼灼術(レーザー治療)
鼻の粘膜をレーザーで焼灼することで、アレルギー反応を起こしにくくする治療法です。
- 日帰りで治療可能
- 薬の使用量を減らせる可能性がある
などのメリットがあります。
レーザー治療については別ページで詳しくご紹介しています。
アレルギー性鼻炎でお困りの方へ
アレルギー性鼻炎の症状が強いと、睡眠の質が低下したり集中力が落ちたりするなど、生活の質に影響することがあります。
また、鼻づまりが長期間続くことで副鼻腔炎などを引き起こす場合もあります。
- 鼻水やくしゃみが止まらない
- 鼻づまりがつらい
- 目のかゆみがある
などの症状がある場合は、お早めに当院へご相談ください。
