インフルエンザとは

インフルエンザは、インフルエンザウイルスがのどや気管支、肺などの呼吸器に感染して発症する病気です。
冬季に流行しやすく、強い発熱や全身症状が特徴です。
インフルエンザウイルスには主に次の3種類があります。

  • A型
  • B型
  • C型

このうち、毎年流行の中心となるのはA型とB型です。
特にA型は変異しやすく、毎年形を変えながら流行する特徴があります。
感染経路には主に次の3つがあります。

  • 飛沫感染(咳・くしゃみなどによる感染)
  • 接触感染(ウイルスが付いた手や物からの感染)
  • 空気中のウイルスによる感染

子どもや高齢者は特に感染しやすく、重症化する可能性もあるため注意が必要です。

インフルエンザの主な症状

インフルエンザでは、次のような症状が急に現れることが多いです。

初期症状

  • 急な発熱
  • 悪寒(寒気)
  • 頭痛

進行すると

  • 38℃以上の高熱
  • 関節痛
  • 筋肉痛
  • 倦怠感(強いだるさ)
  • のどの痛み
  • 鼻水

発熱は3~4日ほど続くことが多いとされています。

子どもに多い合併症

子どもでは次のような病気を併発することがあります。

  • 中耳炎
  • 副鼻腔炎

高齢者の場合

高齢者では

  • 高熱が出にくい
  • 症状が目立ちにくい

ことがありますが、

  • 肺炎
  • 気管支炎

などの合併症を起こすことがあり、重症化する場合もあるため注意が必要です。

インフルエンザの検査

インフルエンザの診断には、迅速抗原検査を行います。
鼻の奥の粘膜を綿棒で採取し、ウイルスの有無を調べます。
検査結果は通常10〜15分程度で確認できます。
ただし、発症直後ではウイルス量が少なく、正確な結果が出ない場合があります。
そのため、検査は発症から12〜48時間程度に行うのが最も適切とされています。

インフルエンザの治療

インフルエンザの治療は次の2つが中心です。

対症療法

症状を和らげるために

  • 解熱鎮痛薬
  • 咳止め
  • 痛み止め

などを使用します。

抗インフルエンザ薬

ウイルスの増殖を抑える薬を使用します。
抗インフルエンザ薬には

  • 内服薬(錠剤・カプセル)
  • 粉薬・シロップ
  • 吸入薬
  • 点滴薬

などがあり、年齢や症状に合わせて処方します。

インフルエンザの予防

インフルエンザの予防には、ワクチン接種が有効です。
ワクチンを接種することで

  • 発症を予防する
  • 重症化を防ぐ
  • 合併症のリスクを下げる

効果が期待できます。
また、日常生活では次のような感染対策も大切です。

  • 手洗い・うがい
  • マスクの着用
  • 人混みを避ける
  • 十分な睡眠と栄養

当院でもインフルエンザワクチン接種を行っています。
接種をご希望の方は、お気軽にスタッフまでご相談ください。