補聴器外来とは
補聴器は、聞こえを補助する医療機器ですが、種類や機能が多く、ご自身の症状や生活環境に合った補聴器を選ぶことが大切です。
補聴器には主に次のようなタイプがあります。
- 耳あな型(耳穴タイプ)
- 耳かけ型(耳掛けタイプ)
- ポケット型
それぞれ特徴や機能が異なるため、適切な補聴器を選ぶことは簡単ではありません。
当院の補聴器外来では、難聴により日常生活で不便を感じている成人の方を対象に、
- 補聴器選びの相談
- 試聴
- 装用後の調整
- 使用方法のサポート
などを行い、安心して補聴器を使用できるようサポートしています。
補聴器外来の流れ
当院の補聴器外来では、次のような流れで診療を行います。
- 難聴の検査・診断
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まずは難聴の原因を調べます。
- 耳垢の詰まり
- 鼓膜穿孔(鼓膜に穴があいている状態)
- その他の耳の病気
また、補聴器が必要かどうかを判断するために、聴力検査(標準純音聴力検査)を行います。 - 補聴器適応のための検査
- 言葉の聞き取り能力を調べる語音聴力検査を行います。
この検査では- 言葉がどの程度聞き取れるか
- 音を正しく認識できているか
検査結果をもとに、補聴器が適していると判断された場合は、補聴器の種類や特徴についてご説明し、試聴を行います。 - 補聴器の試用・調整
- 聴力や生活スタイルに合わせた補聴器を選び、一定期間お貸し出しします。
実際の生活の中で補聴器を使用していただきながら、- 聞こえ方
- 装着感
- 生活音の感じ方
通常は2週間程度ごとに来院していただき、必要に応じて調整や機種変更を行います。
補聴器は、何度か調整を重ねながら自分に合うものを見つけることが重要です。
試用して問題がなければ購入へ進みますが、合わない場合は返却していただくことも可能です。 - 購入後のアフターケア
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補聴器は使用を続ける中で、
- 生活音が気になる
- 装着感に違和感がある
当院では購入後も- 問診
- 補聴器適合検査
- 調整
医療機関で補聴器を相談するメリット
補聴器は量販店や販売店でも購入できますが、適切な検査や調整を行わないと十分な効果が得られないことがあります。
医療機関での補聴器外来では、
- 難聴の原因を診断
- 聴力に合わせた補聴器選び
- 医学的な観点からの調整
を行うことができます。
補聴器外来の目的は、患者様が適切に補聴器を使用できるようサポートし、聞こえの改善につなげることです。
ご家族の方へ
難聴はご本人よりも、ご家族の方が先に気づくことが多い症状です。
難聴を放置すると、
- 会話が減る
- 社会的な孤立
- 認知機能の低下
につながる可能性もあるといわれています。
聞こえにくさが気になる場合は、早めに受診し、適切な対応を行うことが大切です。
気になる症状がある方は、お気軽に当院へご相談ください。
